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ファン初心者ですが、スカパラ関連のことをいろいろと。
by tomoe0204


きっかけは『ジャングル・ブギー』

私がスカパラを好きになった、きっかけを書きたいと思います。

確か去年の春頃だったと思います。私はとある動画サイトで、「奥田民生」で検索をかけて、色々な映像を探して楽しんでいました。中学生のとき、解散直前にユニコーンを好きになって、奥田民生はそのときからずっと好きなミュージシャンの1人でした。そのとき、「ジャングル・ブギー」という曲を歌っている映像がヒットしました。

あ、これ、確かスカパラの曲だ。

奥田民生つながりで、2002年に出たスカパラのアルバム「Stompin' On DOWN BEAT ALEEY」を、私は当時買っていました。うわあ、カッコイイなあ、もっと聴きたいなあと思って、それから初期のベストアルバムをレンタルしてMDにダビングして持っていました。その中で一番好きだったのが、この「ジャングル・ブギー」。名前は知らなかったけれど、前に在籍していたボーカルの人が歌っているのだということは知っていました。女性のように高く艶かしくて妖しい声のボーカル。それを、民生さんが歌ったらどうなるのかな。興味を覚えて、その動画を見てみました。

奥田民生は、揃いの白いスーツを着て、スカパラの演奏で歌っていました。ものすごくかっこよかった。ユニコーンのには行けなかったけれど、ソロのライブにはイベント含めて何度も行ったし、それ以外の映像で歌っている姿を何度も何度も見ているけれど、これが一番かっこいい!って思いました。男っぽくて色気と迫力があって、荒々しく不敵で、最高のパフォーマンスでした。その動画サイトは、関連商品がリンクで出る形式になっていて、そこにその映像が収録されているDVDが載っていました。

東京スカパラダイスオーケストラ「DOWN BEAT ARENA」

この映像を自分のものにするというだけでも、買う価値がある!そう思って、その場でクリックして、amazonで注文してしまいました。近年稀に見る衝動買いでした。

そして数日後にDVD到着。まず「ジャングル・ブギー」から見ました。うんうん、やっぱりかっこいいわ。「美しく燃える森」も視聴。ああ、やっぱり大好き、この曲。同じく民生ボーカルの「ラッパと娘」。へえ、こういうレトロっぽいの、似合うんだな。やっぱりいつもより何か色っぽいよなあ、民生。それから、チバユウスケボーカルの「カナリヤ鳴く空」、田島貴男ボーカルの「めくれたオレンジ」を鑑賞。CDで聴くより、ライブで見るほうがいいなあ。やっぱりカッコイイ曲だなあ。

と、ここまで見て、実はその後、ちょっと放置してました。ライブ完全収録の長いDVDなので、通しで見ようとするとかなり時間がかかる。それで、時間に余裕があるときに見よう、と思って、そのまま忘れちゃってたんです。一ヶ月くらい。罰当たりな話。そして会社が休みの暇な昼間、「あ、そういえば、買ったまま見てないDVDあったな。」と思い出し、やっと最初から見る体勢になりました。

それで…、DVDを見終わる頃には、もう完全にメンバーの顔と名前と担当楽器が一致。「何コレ!スカパラってメンバーみんな、すっごいカッコイイ!何で今までハマらなかったんだろう!?」と思いました。CDで聴いた時にも、いいな、カッコイイな、と思ってたんですが、ライブ映像で見ると、魅力が数十倍増し。音も厚みと迫力が全然違うし、何より演奏している姿がカッコイイ。かっこつけてないのにカッコイイ。跳んで踊って跳ねて煽って笑って、ステージ上のメンバーもそうですが、お客さんもものすごく楽しそう。横浜アリーナという大きな会場が満員で、その会場を埋め尽くしている全員が笑いながら踊ってる。衝撃的な光景でした。こんな楽しそうなエネルギーに溢れた場所が存在するんだなあ、って。

スカパラいいな。私もスカパラのライブに行きたいな。

そう思って、それから色々とネットで調べました。折り悪く、「Perfect Future」ツアーが終わったばかりで、あまりライブ情報もない頃でした。ファンの方のブログも色々と読ませてもらって、「へえ、あのメンバーってこういう感じの人なのか」とお勉強したり。そうやってお勉強している最中に、冷牟田さんの脱退が発表され、ああ、私ってタイミング悪いな、と思いました。残念だとは思いましたが、正直どれほどそれが悲しいことなのかは、あまり実感がなく。それから後追いでスカパラの歴史を色々と知るにつれ、改めて不在の大きさを感じています。

結局、私がスカパラのライブを生で体感するには、翌年春の「PARADISE BLUE」ツアーまで待たなければなりませんでした。岡山と福岡のライブに参加しましたが、想像を超えた楽しさに、もう…!この話はまたいずれ。

そんな感じで、遅咲きも甚だしいファンですが、今、スカパラの音楽を楽しむことができること、そして精力的に活動して、ファンにたくさんの幸せをくれるバンドのファンになったことに、すごく喜びを感じています。6月に発売された写真集の帯に書かれた言葉に、心の底から共感しますね、こういうバンドのファンならば。

音楽は素晴らしい!人生は楽しい!
by tomoe0204 | 2009-07-12 18:40 | スカパラ遍歴
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